この記事はこんな方におすすめ
レンタルサーバーやドメインサービスで取得した独自ドメインをGoogle Workspaceに設定をしたものの、Wordpressで設定したお問い合わせフォームのメールが独自ドメインのGmailに届かなくなってしまった方。
解決手順
- MXレコードが設定できているか確認する
- テストメールアドレスを発行して、配信できるか試してみる
- レンタルサーバー内でメールアドレスを設定していないか確認する
① MXレコードが設定できているか確認する
そもそも最初設定したときは用語がちんぷんかんだったので、ここで簡単に解説を!
- MXレコード・・・DNSサーバーで管理されているドメイン情報で、電子メールの送り先となるサーバー情報。
- TXTレコード・・・ホスト名に関連付けるテキスト情報を定義するレコード。google search consoleの設定をする時など、ドメインの所有権を設定する時に用いる。
つまり、MXレコードだけを設定すればOK!Google Workspace の MX レコードを設定する方法に詳しい方法は載っています。
注意する点は2つ。優先値の設定を忘れずに行うのと、既存のMXレコードを削除すること。
MXレコードの設定が終わったら、Wordpressの問い合わせフォームからもう一度トライしてみてください。
② テストメールアドレスを発行して、配信できるか試してみる
Google Workspace のテストドメインエイリアスを用いたアドレスの設定を行います。このメールアドレスは受信アドレス専用で送信用アドレスにはなりません。
テストドメインエイリアス:[ユーザー名]@[ドメイン名].test-google-a.com
上記のように、送信先に設定したアドレス+.test-google-a.comを、Wordpressの宛先に設定します。
WordPressの問い合わせフォームからもう一度トライしてみてください。もしWordpressからの問い合わせメールが届いて欲しいGmailに届くようになった場合は「内部解決」が発生しています。
テストドメインエイリアスの有効期限や使用回数制限はないので、問い合わせメールが無事届いたら、これで解決。おしまい。でも問題ありません。
ただ、なんかスッキリしないなという方は、次の③にお進みください。
③ レンタルサーバー内でメールアドレスを設定していないか確認
なんと、これは衝撃の事実。どこのサイトを調べても載っていなかったが、サポートセンターに問い合わせたら、教えてくれました。
レンタルサーバー内でメールアドレスを1つでも発行した場合(Google Workspaceで登録したメールアドレスでなくても)、Gmailにメールが転送されないということ。。。なので、レンタルサーバー内で登録したアドレスが、もう使っていないものであれば、削除してください。もし、まだ使っている場合は②のステップで妥協ということになります。
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